友達のクリフがビール醸造所を作った。先日のオープン日におめでとうを伝えに行ってきた。外人住宅を改装した建物には、クリフのブルワリーと、クリフの奥さんアコちゃんが手がけているアパレルブランドMilliehavenのアトリエが入っている。かなりお洒落だ。今はもう大人になったのでそうそう通報しないが、少し前の俺ならオシャレ警察に通報して取り締まってもらってたところだ。

話は逸れるが、オシャレ警察とは何なのか。世の中のオシャレとクールを厳しく取り締まるそれがオシャレ警察24時だ。どのような人物が捜査対象になるのだろうか。そこが腕の見せ所だ。新人デカはまだ経験不足なのでわかりやすい人がいいかもしれない。ただそこで全身ギャルソンの綾野剛などを逮捕してしまっては誤認逮捕である。オシャレ警察についてまた別で書こう。書かないかもだが。

ここ数年クラフトビールの人気は凄まじく日本各地にマイクロブルワリーが出来ているが、去年あたりに酒造免許の法律が変わったらしく免許取得が一気に難しくなったらしい。かなりの量を醸造できる設備を用意しないと免許が取れなくなったらしい。個人では到底無理な量らしい。それがどういうことかというと表向きは安全性の担保などと言ってそうだが、ただ単に新規参入ハードルを上げて既存企業の保護だろう。だからこれからインディペンデントなブルワリーが新規で出てくる機会はそうそうないということになるのか。なんとも寂しい。何も調べずに酒造免許について適当なことばっか書いている。嘘かもしれない。

だからクリフは法律が変わる前の駆け込み醸造人なのだ。なんだか格好いいぞ。

ビール3本飲むと確実に寝落ちる自覚があるため、子供が産まれてからは家事できなくなるのでほぼノンアルコールビールしか飲んでなかった。ここぞという時に飲めるように飲酒貯金していた。
そして友達がブルワリーを作ったなんて飲むのにこれほど適した機会もそうそうない。久しぶりに飲むとビール3本どころか1本でアップアップになっていた。